●連載 がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ

地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

スーパーチャレンジャーたえちゃん、今回はなんかの試験だー。


参加することに意義がある

仲間たちと、とある試験を受けた。

言い出しっぺがいて、「あー、じゃあやってみますか。」と集った仲間。

昨日の試験日に合わせて、みんなで3ヶ月前からちょこちょこと勉強していたが、私は、

やっぱり若い頃と何ら変わりなく、ちょっとサボったりしていた。また、家事をしな

がら勉強、っていうのも、自分でしっかり時間配分を決めないとなかなかキビしいこ

ともわかった。おまけにやってみると、私たち(私だけ?)には難しいということが

イヤというほど分かった。試験の数日前には、頭を抱えながらみんなで図書館にカン

ヅメになった。

「誰だよ〜!?こんなのやろうって言い出したの!」

「あたし〜♪」

「でもさぁ、簡単だって言ったの、アナタだよね!」

「こんなに難しいと思わなかった〜!」

とガス抜きをしながら勉強をしていた。合格率3〜4割。

みんなはもう、過去問題集に取り組んでいたが、みんなより出遅れた私は、練習問題

集を一冊完成させること目標を置いた。久しぶりにベソをかきながら勉強したり、自

分の思考ニューロがなかなか繋がらなくて落ち込んだり、途中でもうイヤになって、

試験会場に行くのやめようかなぁ、まで思った。しかし試験当日は、とにかく会場に

向かって机に座り、シャーペンと消しゴムを武器に果敢に立ち向かい、呻吟したあげ

く試験時間残り10分前に退場した。


試験終了後、打ち上げと称して仲間のひとりのお宅に集い、昼間から飲み始めた。私

もしばしダイエットを忘れ、飲み食いした。酔っぱらいながら試験速報で回答をチェ

ックして、頭を抱えてあーだのうーだのとうなり、「難しかった」「くやしい」「だ

から来年またみんなで受験しよう」などと語り合った。たぶん私は100点満点中、6点

くらいはゲットしたと思う。


社会人になってから、あらためて学ぶことの大切さを感じた。

社会人でも学生時代のように学ぶ機会を得て、本当にありがたいことだと思った。

そして、励まして教えあってくれる仲間がいて、本当に嬉しい。

試験中にお友達のハルミさんからメールが来ていたので、返信ついでに試験が終わっ

たことを報告したら「おめでとう。チャレンジしたことにおめでとう(^^)」って

言ってくれた。


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