7/9の主張             文は田島薫



(税金私物化集団について)

自民政権による政治では国債を乱発して、使う者のいない僻地の道路や巨大橋、

漁場を壊滅させる干拓やら不要なダムや空港、各種公共建物などの公共事業で

目先の経済効果ばかりが喧伝され、結果は数百兆もの大赤字、それがもし民間

企業だったら、経営責任追求や倒産、とっくに賃金カットや首きりや一家心中

といったことさえ起きるだろうに、自分たちの責任やふところとは無関係だ、

ってことで、たとえ失敗したって大丈夫とばかり、同じ路線の公共事業が各地

で再開したり継続中で、今問題視されてる社会保険庁はそれを返還するって言

ってるものの同じ穴のむじなである他の政治家や公務員たちの報酬はボーナス

だって大企業並みのままだ。


基本的に大赤字のツケは国民の税金の値上げでまかなう、ってだけの政策路線

が進行中で、それが今後ますます加速すると見られる。

われわれ庶民の感覚で言えば、頼んだわけでもない、自分たちの生活に無関係

な工事があちこちで行われ、ちっとも生活が楽になったって恩恵が感じられな

いまま、減少し続ける所得の中から税金の割合だけが拡大してる、って感じな

のだから、もう、いい加減自民政権は打止めにしなけりゃならない。


政治ってものはまず、底辺の国民の生活を向上させる、ってことが第一の計画

にならなけりゃいけないのに、今の自民政権は例えば、金融資本の預貯金超低

金利と悪どい高金利金融や、大企業による下請けなどへの乱暴なリストラ、と

いったような大企業優遇の自由競争のみ野放しにした無策と、策と言えば役人

などとも繋がる特殊法人などが行う余分な規制で国民から税金以外の金も巻き

上げるだけの策が目につくわけだから、現在の自民政権は腐りかけてて、ほと

んど税金に群がる着服利権集団と言っても過言じゃないだろう。




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