●連載 がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

活動家たえちゃん、今回は趣味の総合部門だす。


お菓子教室

最近、お友達のマナミちゃんとお菓子教室に通っている。徒歩で行ける公民館で月に2回ほ

ど開催されているので、けっこう気楽にいけるかも♪と思って参加してみた。

こう見えても(見えてない?)小学生の頃からお菓子を作っていて、高校生の頃には早弁の

代わりにちょこっとしたお菓子を持参していたのである。


近くにある、ケーキとパスタが評判の良い喫茶店の、なかなか姉御肌のママが主催。

参加者は、我々などまだ若い方で、ほとんどがオバチャンである。だから幸か不幸か、毎回

ネタに困ることは無いのである。


説明は聞いていない

やたらお節介だけど、動かない

けっこうテキトー

かと思いきや、どうでもいいことにすごくこだわる


他人のお手拭タオルで調理台を拭く


エトセトラエトセトラエキストラ。

そして、持ち帰りの分のお菓子は多めに取る

後片付けのときは、自分の班からドロンする


ある時など、焼き上がりの直前にオーブンの元栓が締められていたという衝撃的事実が発覚

し、主催のママはヒスっていた。「大勢がいっせいに何かやると、船がいつの間にか山登る

っていう諺があるのよ。」ってそっと我々に教えてくれた。そして次回からは、年齢別に班

を分けるという進歩ある決断をしたのだった。


マナミちゃんとはいつも、リアル人生ドラマが見られると思って参加している。これも人生

の修行のうちだ。

しかし、お菓子はとってもおいしい。収集のつかないメンバーでも見事にまとめて、ちゃん

とお菓子を作らせてくれる主催ママの指導力に感心。ゆるーい感じの自由参加なので気張ら

ずに行ける。

さ、明日も参加して来よっかな♪


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