6/18の日記          文は田島薫


草刈り発泡酒とニールヤング

わが家のわざと育ててる庭の雑草が伸び伸び育ち過ぎているようなんで、昨日は

ブランチの後、悩み出版社と少しだけ草刈りをしてみた。

や〜、炎天下の草刈りはなかなか、味わいのあるもんで、むーっと漂う暖まった

草と大地の香りに、かーっと全身を包む熱と疲労。


始めて2〜30分もすると、全身汗びっしょりだし、もう十分堪能した気分になっ

て、すぐシャワーとビールっていきたいとこだけど、ぐっとこらえて、汗かきつ

いでに、風呂つけて、日曜の夕方やる定番のその場運動の時間を繰り上げこなし

てから、風呂入り、出て来たら、まだ午後の1時だってのにビールビール(発泡

酒のことをわが家ではこのように偽って呼ぶ)、普段は休日でも昼間から酒を飲

むことはしないんだけど、きょうはそういうわけにはいかないんで、よく冷えた

それをうんぐうんぐ、と。


ちょっと酔いながらバンド練習、オリジナルに加えて、ニ−ルヤングのカッコい

ーシナモンガールのイントロのベースを悩み出版社に教えて合わせてみると、こ

れが実に気持よく決まるんで、ずーっとそこだけ繰り返しちゃって、延々とや

っちゃおう、って勢い。私は昔からそれをギターで弾いてアピールしてたのに、

「旧バンドメンバー」でそれにベースを合わせてやろう、って思ってくれたやつ

がひとりもいなかったんで、数十年越しの完成だ(してへんしてへん)。


ニ−ルヤングついでに、ジャームッシュが撮った「イヤーオブホース」のビデオ

をつけて、ギターでセッションしてるうちに、だんだん眠気がやってきて、それ

が終わるころには、完全ダウンで昼寝モード。

目さめて夕食の後、もう1本の発泡酒と、ショーチュー飲んだら、もう夜は早々

居眠りモードで、今晩は早く寝っか、って、馬鹿頭な休日。

たまの昼間の肉体労働と酒は気持いいんだけど、猛烈に効く。


戻る