6/11の日記 文は田島薫
自然体?の休日
日曜は、いつものテレビや新聞読んだり、バンド練習を10分ばかりこなしてから
いつものように図書館で借りて来ていた本の読み残しを大急ぎで読み、返しに行
って帰って来たらもういつものその場運動の時間、風呂入り、出たら発泡酒。
で、テレビつけたら、ややや、なんと、知らぬ間にわが浦和レッズが中国で韓国
チームと東アジアのチャンピオンシップをかけた戦いをしてるではないか、しか
も現地まで行った浦和のサポーターたちの応援の大声が聞こえている。
や〜、ゲームやってることにも気がついてない私が、レッズのサポーターです、
って言っちゃってるのは申し訳ない気もするけど、レッズのサポーターです。
辛くも1点を守り、なんとか優勝の可能性を強めたよーで、よかったよかった。
で、夜は心穏やかにショーチューをちびちび飲みながらレンタルで借りたDVD、
ジャームッシュ監督の映画「ブロークンフラワー」を見た。
中年男のひとりものが昔つきあってた女友達のひとりとの間にできた息子がいて
大きくなって会いに来る、って匿名の手紙を受け、隣人の友人の協力を得てどの
女友だちかを特定しよう、って旅に出る、って物語りなんだけど、感情的になら
ないビル・マーレイ演じる主人公の、現実をたんたんと処理して行くというか、
成りゆきに任せて行くといった行動が、ハードボイルドのようでもあり、それに
しちゃ情けなくてかっこわるいんだけど、その自然体が状況をコミカルに見通す
力を得てるな〜、って、いつもながら、彼とジャームッシュに共感した。