●連載 がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

たえちゃん、職場卒業するにあたって、学習成果を語っております。


TAISYOKU

3月末で、退職いたすことと相成りました。

理由は、自己都合です。

バイト時代を含め、だいたい足掛け12年勤務。オジサンオバサン方からみればたい

したことない年数でしょうが。私の人生のほぼ3分の1の時間です。

入社したての頃は、こんなに長くお世話になると思わなかった。

「感性よりも、実務で仕事をしたいと思います。」ってもっともらしく言っていたけ

れど、アタシのような感性魂の人間は、感性など隠しとおせるものではなかった。人

間は、感性を失ってしまったら、楽しくない。

ヘンにクソ真面目なところがある私は、仕事のことが頭から離れなくて、不眠&ウツ

状態になったこともある。笑えないし、何を食べても何の味もしないし、吹き出物い

っぱいで、ココロがカラカラ。2年ほどメンタルクリニックに通ったことがあるけれ

ど、お医者様からは「ハイ、治りましたよ。」とは言われなかった。

でも、仕事を通じては、この経験も含めて「得た・学んだ」ことしかなかった。たく

さんの素晴らしい人に出会い、励まされ、育てられた。マイナス&ネガテイブ&メチ

ャクチャ嫌な思いも、ぜーんぶひっくるめて、私がこの会社を選んで、仕事をしてい

たから経験できたこと。人にツラくあたる人ほど、自分自身とうまく付き合えてない。

人に強いことばっかり言ってる人こそ、内心はビクビクしてるんですな。感情の高ぶ

りやすい人も、人に愛されたい、誰かに守ってもらいのね。最近の若人の言葉遣いが

悪いのも、コトバはイキモノだから変わるの!(←でも中にはホントのバカがいるこ

ともわかりました)

・・・ってココまで考えがいたるのに、何年かかったことか!ホントにあたしゃ、ス

ットンキョウのスットコドッコイ。

とにかくいろんなことひっくるめて、良かった。たくさんの人に感謝しています。


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