●連載 がたやま娘のひとりごと      文はこんのたえこ

地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

スーパーフットワーカーたえちゃん、今回は連チャンカンパニーだ。


目まぐるしい週間

11月の最終週、私は師走でした。いや、生徒走る、の方が正しいか。

5日間で東京のセミナー3つ掛け持ち。ハワイ在住でめったにいらっしゃらない方々が

来日するものもあったので、この機会を逃すものかと張り切った。

滞在費用がバカにならないので、セミナー会場に近い超格安ホテルをゲット。こんなと

きやっぱり不思議なのは、それぞれ個別のセミナーなのにスケジューリングもぴったり

合い、ホテルもどうにかこうにか見つかるものなのだ。そして忘れちゃならないのが、

東京での楽しい夜を共に過ごす仲間。今回はベストメンバー3人が名乗りを上げてくれ

た。まったく持つべきものは素晴らしい友人であると、常々そう思う。5日間でそれぞ

れ別に3人と飲みに行けるのだ。楽しくないワケがないじゃん。

雪がちらつく朝こっぱやぐ(山形弁:朝チョー早く)新幹線に乗り、おー、雪国はモノ

トーンの静寂地帯だと自分で感激しながら携帯で写真を撮り、会う予定の友人たちに送

りつけた。

東京に着いてすぐ、第1のセミナー場所へ向かった。そのセミナーは、時間チョッキリ

に行った方がベター。時間調整のために飲んだコーヒーがガボガボし、そしてどうしよ

うもなくて立ち寄ったコンビニが空しかった。その夜は、結婚式以来2年半ぶりの、い

つも私の人生に素晴らしい彩をくれる感性豊かなまりあ君に会い、ウェルカムドリンク

だった。

2日目からは3日間、同じセミナーのワーク。畳の部屋で、寝っ転がって聞いていても、

やりたくなければ寝ていてもOKのセミナーだったので最初はとてもびっくりしたが、

途中で私も寝っ転がってみたりして、とてもリラックスして受けることができた。

そのセミナー期間の夜、うち1日はゴールデンウィークに山形に遊びに来たノリちゃん

と会い、ここぞとばかりに珍しいお土産をわんさかもらった。そしてまた別の日には、

またこれも久しぶりに会う親友のジュンが、せっかくだからサシで飲みたいと言ってく

れて、都会の高層ビルの高層階の(エレベーターが広くて立派で、映画「プリティウー

マン」のワンシーンのように、思わず「うわぉ!」と言ってしまった!)夜景の素晴ら

しいお店に連れて行ってくれた。

最終日は、いよいよハワイの方々と会ってお話ができる。あまりに嬉しくて嬉しくて、

お会いしたら何を話そう、どうしよう、って考えながら数え切れないほどおトイレに行

った。実際にお会いしたら、初対面とは思えないほどの親しみで、すっかり緊張は消え

て心が温かくなったまんま帰路についた。

5日間の滞在って、とても長いようだけど、振り返ってみたらとても充実した毎日だっ

たので、丁寧に振り返ってこのたび出会えた人々と、いつも私に優しくしてくれる友達

に心から感謝した。


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