5/8の日記 文は田島薫
ゴールデンウィーク最後の日昨日はゴールデンウィークの最終日、これは、ってよーなイベントもなしで、この日
を迎え、どーだった?、って聞く友人などにきちんと説明できるように、きちんとし
た事、最後にゃやっておこー、って感じる日。
ふだんの日曜と変らず、エレキギターをセットしてから、新聞広げ、テレビをつける。ボストン美術館の肉筆浮世絵、北斎の絵は版画よりも、書き込み過ぎの弊害があって、
彼の俗な野心が見えるようで、私にはいまひとつ感心できない。
テレビのゲストたちはそんな私と同じ感想を述べる者はなくて、いーですねー、さす
がに、どーのこーの、って話ばかり。
政治番組じゃ、ポスト小泉の首相候補の各支持者がいろんなこと言ってるのを、見てたんだけど、あまりの退屈さに、ギター練習の方に身を入れる。
ランチを食べ、図書館で借りて来たマイルス・デヴィスのビデオを見てから、荘子の思想を解説する先生の話を聞き、途中で悩み多い友人に電話して、あんたへのメッセ
ージやってるから、って見ることをすすめる。
前座がひと通り終わり3時になると、いよいよメインイベント、レッズ対アントラーズ戦、小野とワシントンが2ゴールづつして、4対0で快勝。
連休の締め、としてはほぼベストの形で、終わりよければすべてよし、ってところ。
そういうわけで、夜は風呂上がりの後気持よいビール飲んで、ショーチューもふだんより1杯余計に飲みながら、ご機嫌のうちに、地味な内容(?)の読書にも集中できた
シアワセな一日になったのであった。