3/20の日記          文は田島薫



風の日曜日

日曜は茨城にいる母が、婦人会のサークルの関係で、オペレッタ「こうもり」に

出演する、って連絡をもらってたので、行こうかどうしようか、応えを保留にし

たままにしていたんだけど、行ってもいいかな、って思った後で、まてよ、と思

い、先週末電話で確認すると、やっぱりの当然、その他大勢のコーラス隊のメン

バーとしてだ、ってことなので、行かないことにする、と言った。


先週の日曜に来ていた出版社と元行方不明友人には、だまってると来ちゃう可能

性大だったので、おふくろのオペレッタ見に茨城行くからいない、って言ってお

いたんだけど、予定が変り、嘘つきになっちゃいけないと思い、精神的悩みが続

いている出版社の友人には電話して、気が向いたら来てもいい、と言い、元行方

不明将棋対戦希望友人の方はこっちが対戦希望しないので、連絡しないでほっと

くことにした。


で、大風の日曜はずっと家の中で、テレビのバラエティやワールドベースボール

の日韓戦を見ながら出版社の精神的悩みを聞き、毎週同じようなアドバイスを繰

り返したり、久々にレッドツェッペリンを飽きるぐらい続けてかけて、エレキギ

ターをぎこちなく合わせて弾いてるのを聴かせたりした。


出版社が帰った後は、その場運動をして、風呂に入った後、ビール(発泡酒)と

夕食を取り、ショーチューを飲みながら、読み残しのたまった新聞を読んでたん

だけど、9時前にはこたつで寝込んじゃったらしく、気がつくと、もう夜中の1時

半で、テーブルのグラスにはショウチューが残っていたので、ぐっと飲み干して

から、ヨーグルトと牛乳のカクテルも飲み、テープとエレキギターの音をしぼっ

て、ジミへンを2曲ばかり、いい加減に合わせて弾いてから弦を緩めて、しまい、

コードやイフェクターもしまった後、ふとんを敷き、歯を磨き、りんごジュース

の水割りを用意して、明け方まで新聞の続きを読んだ。


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