●連懐かしい竄槎爾里劼箸蠅瓦� 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い（？）娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ！
今回は、わだすはそれほど大食いではないだす、の証明、って話。
ラーメンの大盛り
甘いものはほとんど食べないけれど、ご飯ものなら普段からよく食べる方だと思う。
焼肉・お寿司はおそらく三人前ほどは頂くと思う。（そしてお酒もかなりイタダケ
ル方だと思う）
大好きなラーメンは大盛り派。だがしかし、女性がラーメン屋さんで「大盛りお願
いします。」って言いにくいので、たいていは普通のラーメンを頂く。山形にはお
蕎麦屋さんだけではなく、いろんなラーメン屋があって、けっこうおいしいお店が
多いと思う。ここ数年でメジャーになりつつある「冷やしラーメン」は、山形が発
祥の地であります。
たまにとっても食べたくなるラーメンがある。山形のお隣、杜の都、仙台は国分町
にある。山形市内からは、車で一時間くらいなので、通勤やお買い物に便利。そし
て大都会だ。
そこのラーメンは、すんごくコッテリしていて、体調が悪い時に食べちゃうと一発
アウト。２０代後半、二日酔いしているにもかかわらず、お友達に「今日食べたい
から連れて行っておくれよ〜」と頼み込んで、脂汗を垂らしながら完食し、自分の
健啖ぶりに酔ったものである。
その日も夫と仙台に行ったので「仙台に行くならあそこのラーメン屋さんね！」っ
てことで、今回は初めて大盛りを頼んでみた。食券を買うので、あんまり恥ずかし
くない。
「大盛りご注文のお客様？」って店員さんが運んでくれたとき、夫が「はい、こっ
ちです」って私を指差した。ちっ！バラしやがって！と思った。
うおーこの味、コレコレ♪と思いながら食べていたのもつかの間、だんだんペース
が落ちてきて苦しくなってきた。辛味噌やにんにくおろしをトッピングして楽しん
でみたけれど、楽しくおいしいのもつかの間だった。「こりゃ食べられない・・・」
と思ったのは初めてだ。
バチが当たると思ったけれども、あと三口分がどうしても食べられず、残してしまっ
た。その日の夜は、胃がもたれて夜ご飯どころかビールすらもいらない、と思ったほ
ど。
でも今日は、「あそこのラーメン食べたい。普通盛で。」とずうずうしくも、思う。