7/18の日記          文は田島薫


日曜歌手

3連休は図書館とスーパーに行った以外はずっと家にいていつものように、新聞と、

ギターとテレビとビデオと酒でごろごろと過ごした、おわり。

もうちょっと書くか〜。


ニュースは日本の国連での北朝鮮制裁決議要求が認められず、強制権のない非難

決議といった順当なものに落ち着き、中東ではイスラエルのガザ地区へのミサイ

ル攻撃に続き、レバノンへの攻撃が激化、って大変なことになってる時に、小泉

首相は中東訪問して具体性のない外交やってて、続くロシアでのG8会議でも、北

朝鮮非難をメインテーマ発言にして、バランスの悪さを見せてた。


ビデオは前にプロデューサーの尾形さんにすすめられた「鷲と鷹」って石原裕次

郎と三国連太郎の映画が図書館にあったので借りて来て見た。

言ってみたらB級アクション物、ってたぐいの作品なので、あまり期待してはいな

かったんだけど、意外によくできていたので感心した。

海上の貨物船の中で終始する、といった設定は限られた予算の中でリアリティを出

すのに助けになっていたし、カメラワークや色彩などもなかなかのもんに感じた。

話のつくりも娯楽作品としてうまいし、女優のからみや、裕次郎の青臭いツッパリ

も新鮮で、やはり、当時の急上昇の人気者を使って制作スタッフ全員が乗って作っ

てる、ってことが伝わって来た。


ギターはリズムギターを中心にピッキングの練習をし、ずっと途中までしか憶えて

なかったジョンのストロベリーフィールズフォーエバーを一応楽譜に載ってた歌詞

を通して憶えて歌えるようになった。

だからといって、いつでも歌うわけにはいかない。

人の歌う歌ってものはいくらうまく歌っても、不快を感じさせる場合が多いことを

私は知っているし、それがそれほどうまくない場合は、とても迷惑をかけるからな

のだ。


そういうわけで、人に迷惑をかける怖れのない夜は、ひとりで何曲も歌っちゃう休

日の私なのであった。(近所の人々に迷惑かかってる、ってば)




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