12/27の日記          文は田島薫



あじの開きとクリスマスイブ

日曜の朝起きると、いつも見てるテレビ番組が再放送だったり、ニュース番組が

退屈な内容だったりで、見る気がしなかったので、朝から、ギター練習いっぽん、

ってことにして、ライトニング.ホプキンスのブルースをかけながら、アコステ

ィックギターでずっと彼の渋いギターフレーズの音まねをした。

人まねってもんを最終目的にしたら、ちょっと空しく思うんだけど、練習として

人の仕事をなぞってみる、ってことで学べることは多い。

だから、言ってみたら、一生勉強だ、って考えるなら、例えば、ビートルズなり、

ジミヘンなりのコピーバンドを、一概にいかん、って決めつけることもないのか

も知れない、とも思うきょうこのごろだ。


午後は図書館に本を返しに行って、また借りちゃおう、って5〜6冊かかえなが

ら、私もけっこう借りるな〜、って思って列並んだら、前の人々はみんな10册

以上も借りようとしてたから、金かけずに年末年始の休み過ごそう、って人も多

いようだ、やっぱり。


運動して風呂入って、食事と酒。

考えてみたら、クリスマスイブ当日なわけだけど、そんな習慣のない、わが家の

ディナーのメニューは、あじの開きに、豆腐と納豆、発泡酒と日本酒だったし、

ケーキもなしで、まんざいの新人大会、M1グランプリをちょっと見るつもりが、

最後まで全部見てしまったもんで、映画「北の零年」は見るのをやめて、ギター

弾いたり、音楽番組でチャ−と鮎川がクリームのホワイトルーム演奏してるのを

見たり、先輩だけど技術は劣る鮎川がチャ−よりギターボリューム上げて目立と

うとしてるのが印象的だな〜、などと感じているうちにこたつで寝てしまった。


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