4/17の日記 文は田島薫
ゲネプロ満喫と夜中の献杯土曜は、私が毎年チラシやプログラムなどをデザインしている赤羽オペラの今年の
演目「オペレッタ天国と地獄」のゲネプロ(通し稽古)に招待され、午後5時から
というので、プロデューサーの尾形さんと会場で待ち合わせた。
去年も一昨年も本番とほとんど同じものを2〜3時間で観られたので、そのつもりで、ま、今回は早い時間から開始だし、8時ぐらいに終わるだろうからゆっくり飲んでか
ら帰ろう、って思ってたんだけど、テーマ内容が盛り沢山のためか、稽古中のダメ
だしが多発して、7時半まわったところで、改めて3幕4幕を最初からやる、ってこ
とで、ありゃまこりゃ遅くなるな、って覚悟しながら楽しく観覧させてもらい、そ
れでも9時半ごろには終わったので、尾形さんと会場を出ると、地元の会社経営者
で今回の公演の一場面に出演もし、私の友人でもあり仕事ももらっているところの
足羽さんも出て行くところだった。
ちょっと飲む?って聞かれたので、飲む、って応えて、尾形さんとふたりで、地元じゃ、けっこう高級な部類の店で刺身や酒を1時間ちょっと、ごちそうになったら、
閉店で、ごちそうさま、って別れた。
さて、飲みたんない酒飲みふたりは、安酒場に移動、入ろうとすると、やっぱり、
そこも閉店だったので、私の自宅で飲もう、って尾形さんが言って、また翌日まで
のだらだらパターンはちょっとやだな〜、って思い、一度は断ってたんだけど、ひ
どく悲しそうだったんで、ヤサシイ私は、じゃ、うちで飲みますか、って言った。
自宅に着くと、尾形さんが先日亡くなった黒木和雄監督に献杯を提案、ふたりで彼に献杯した(尾形さんと黒木さんは親しく、私も一度紹介されたことがある)。
遅い時間に、尾形さんがいつもに増して、しぶとく飲みたがった理由のひとつに、
それがあったんだな〜、って少し納得した。
夜中の3時すぎまで飲み雑魚寝、翌朝遅く起きると、私は水を飲み、尾形さんは、
半ダース発泡酒買って来て、ひとりでまた献杯していた。