10/24の日記          文は田島薫



哲学の日々2

先週の悩めるサニーに続き、今週は別口の悩める友うつ人が来たのでつきあった。

出版社の契約社員だったその友人は今年正社員に昇格したのはよかったんだけど、

いきなり、かつて経験したことのない山のような質と量との仕事の責任を求められ、

遅くまで残業をしながら、しばらくがんばった後、心労も重なりダウンし、会社

から、静養のための長期休暇をもらったのだ。


悩めるサニーが恐ろしく食欲低下してるのにくらべると、こっちは、何でもおい

しいおいしい、って食べるので、なんだいたいしたこたないじゃん、って思ったん

だけど、よく聞くと、ひとりでいると、料理もなにもする気が起きないそうだった

から、腹が減ってたのだ。

それに、仕事などでのパニックの心労がトラウマのように身体にしみ込み、夜など

非常な不安におそわれるらしいので、けっこう大変らしい。


まったく今の世の中おかしいじゃないか、、仕事ない人は生活費の工面も大変なほ

どなにも仕事がなく、正社員でいいなー、って思ってると、鬼のような量の仕事を

押し付けられて身体こわしてんだから。

ほどほどの量の仕事をみんなで分け合えば、みんなが自由時間もたっぷり楽しめ、

生活の心配もなくなり、みんなが幸せになれる、っていうのに、責任者出て来い。


親身になって話しを聞きながら、レッズのゲームを見てたら、3対1で快勝した。

やー、よかったよかった。(全然親身じゃないじゃねーか)

しかし、ビール飲んでると、どんな話でもつまみになるもんだから、不思議だ。

(オイオイ人の苦労をつまみにする、ってかー)


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