今週の雑感(昔のもありの) 文はさぬがゆたか
ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だよりです。
感動もあり、そーでもないのもあり、で、謙虚にタイトルは雑感のまま。
前回の続きはちょっと休んで、インターミッションです。『 三 点 観 測 』
仕事のあいまにこんなことをする時がある。
もちろんしょっちゅうするわけじゃなく、気がそぞろの時。
話題がない時に何度も登場する犬のモグと猫のミャーのこと。
朝のコーヒーカップを片手に彼らへの朝ごはんを用意するのがだいたい10時ごろで
ミャーは足元にまとわりつくし、モグは精一杯の愛想吠えで騒々しい。
週に何回かはとってもおいしいらしい肉の缶詰めを、ドサッと出してあげるわけだけどなんとなく普段の感謝の気持が欲しくなってしまう。
ミャーもモグも一緒のものを同じ皿で食べるようになって久しいんだけど、学習不足のミャーはすぐに食べようとするのにくらべ、モグはきちんと「待て」をする。
両者ともしっかり怒って「待て」をさせロープの長さいっぱいでも届かないところにその「ドッサリ肉皿」を置く。それで「良し!」を言うわけ。
前足をしっかり伸ばしながらも届かないで唸るモグに対し、自由な身のミャーは
こそこそとついばもうとすると、それを見るモグはかなり本気で唸り続けるのよ。
普段生活でしいたげられているボクは「ごはんは大切なんだぞ〜」って呟きながら眺める。
両者とも唸り叱られながらのいっとき。
ボクが勝者な感じがする。
ちょっと観測地点から席をはずし、また眺めるとなんてこった。
どうどうと食べ出しているのは一番小さいアリ軍団よ。
もちろんその後「待った解除」をし、彼らはありがたく食べたのは言うまでもないすよ。