●連載
がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
今回は、先週のタテジマ日記と合わせて立体的にたのしめるべさー、って話。
竜宮城から帰ってきました
この間、会社の研修で東京に行きました。とっても勉強したので、自分にご褒美を!と思って、研修が終わったらオッチャン方(フフフ♪)と遊ぶアポイントメントを取りました。
門前仲町の改札で、最初にO形さん(仮名)と会った後、すぐタテジマ(仮名)さんが登場。
すんなり改札を通れなかったタテジマさんのリアクションが漫画みたいだったので、初対面
だけどすぐ分かっちゃった(^^)
O形さんに連れられ、とってもナイスな居酒屋さんで話しながらイイカンジに呑み喰いして、
近くの八幡宮へプチ江戸観光。東京に住んでいた頃は、学校と生活に追われ、ゆっくり東京
見物することもなかったから、とっても嬉しかったです。
ハラくっつがったげど、スーパーさ行ってツマミ仕入れで2次会さ。ツマミあっど酒もハガ
イグもんだっす。(標準語:お腹がいっぱいだったけど、スーパーに行っておつまみを仕入
れて2次会へ。おつまみがあるとお酒もすすむものです。)
そしたらサヌー(訛じゃなくて仮名!)さんも参加で、いつの間にかセッションが湧いちゃ
って、私は“何となくルート弾きベース”で不協和音だけ出していました。学生時代にタイ
ムスリップしたみたいだったのと、「もっと弦楽器の練習しよ・・・」と学生時代と同じコ
ト感じて、ぜんっぜん進歩ないじゃん!と思いました。深夜になって年長のO形さんがリタ
イアして、私も美容と健康のために戦線離脱したけれど、タテジマさんとサヌーさんはセッ
ションを続けていました。何だかホントの合宿みたいで、目を閉じながらも「あー楽しー♪」
って思ってました。
朝サハヤカに起きていったら、O形さんとサヌーさんはもう飲んじゃってました。「すごい
ねぇ!」ってびっくりしたら「朝から飲まないと休日ってカンジしないじゃん」って、ナル
ホドな答えでした。「このオッサンたち、いつ弱っていつくたばるんだー?」って声に出し
て言っちゃったら、タテジマさんが「今日かもしんないし、明日かもしんないしぃー」って、
またナルホド。別れを惜しんで、新幹線に乗って帰りました。
ずっと目を開けていたはずだったのに、かなりボサラっとしていたらしく、気がついたら周
りは山や緑がいっぱいの美しい風景。ああ、帰ってきたんだな、と実感しました。うーと、
どっから帰ってきたんだっけ?と思い出したら、目の前にあるのどかな風景とスゲー楽しく
遊んだっていう記憶がどうしてもマッチングしなくて、浦島太郎子になったような気がしま
した。
そういえば、酔っ払いが一人と、犬語と猫語で会話している人間が二人いたっけ・・・化か
されたか・・・?