1/31の日記          文は田島薫



天才松岡正剛

先週家修理できなかったので、この土日にやろうかと思ったんだけど、大寒波が

来るというので、そういった作業には向かないと決め、ガスレンジの掃除をし、

読み残してたまった新聞を読んだ。

(それを資源ゴミ出し新聞袋に詰めたら、結局土日で1個半の量になった)


少し充実感を感じながら風呂に入り、ビール飲んで、サッカー・ジーコジャパン

のカザフスタン戦の快勝を気分よく見た。


日曜の夜は松岡正剛の友人と自称する郡司園子さんに刺激され、昔読んだ彼の著作

の薄めのやつをひっぱり出して、1册読んだ。

線引いてあるんだけど、全然憶えてなくて、新鮮な気持で読めた。

20年以上前、工作舎の「遊」は杉浦康平のレイアウトがかっこよく、かなり影響

を受けたもんだったし、創始者で執筆者の松岡正剛は、私とそれほど年が変わら

ないのに、その博識と弁活のクオリティにびっくりしたもんだった、しかし、

当時彼の書いていたことを充分に理解していたとは言えなくて、もう一度確認して

行くことにしたのだ。


当時、気がつかなかったんだけど、彼は早稲田大学に4年いたけど、2単位しか取ら

なかった、ってことだった。

やっぱり凡人たちがステレオタイプのお仕着せ勉強やってる時に、天才である彼は

全く違う充実した時間を積み重ねていたのだ。


戻る