●連載
がたやま娘のひとりごと         文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

今回は、温泉ってマヤクか〜、ってお話。



みんなで温泉♪

同僚6人で、近くの厚生年金施設の温泉に泊まりに行きました。うちの会社の女

の子たちはみんな仲が良い。忙しい合間をぬって、一年に一回ぐらいこんな感じ

のお泊り会をするんだ。仕事が終わる時間はみんなバラバラで、車通勤の子がほ

とんどなので「たまにはゆっくりみんなで飲みでえな。」って、ワタシがケイコ

ちゃんにぽろっと言ったら「んじゃあ、行ぐべ。」って夢を実現させてくれた

(?)のだ。ちょうど後輩のユキちゃんの誕生日が近いので、お誕生日会も兼ね

て、ってことになった。

その日はみんなガタガタと仕事を終わらせ、残業当番の子も揃ってから近くのレ

ストランでお食事をした。おいしくて豪勢なデイナー♪みんなでワインをあけ、

お互いのお皿をつまみ食いしておいしいおいしいと叫び、誰かが何か話をしては

みんなでゲラゲラと笑いが止まらなかった。レストランの閉店時間をオーバーさ

せ、かなりイイ気分でお部屋に戻った。

「泥酔している方のご入浴はご遠慮ください、って書いてあるよ。大丈夫なんで

すか〜?」「うるせー!泥酔してねーよ!」って言いながらみんなで温泉に入り、

湯上りにお部屋でまたまた乾杯した。みんなスッピンで夜のお肌のお手入れをし

ながら、化粧品の見せあいっこして、もうそれはそれはとりとめのないいろんな

お話をして、あたしゃさっぱり覚えちょらん。果てはお部屋を出て、自動販売機

コーナーにあるマッサージ椅子で寝ていた。

翌朝。みんなはグズグズ寝ていたけれど、あたしはオバハンなので、もちろん朝

風呂した。でも酔いが醒めずモーローとしながら、しかし朝ご飯だけはしっかり

二杯頂いた。とろろと温泉卵はどちらも逃せない。

そんで、さて帰んべさ、と帰ってきた。

そしたら何だか腰が痛い。たぶん変にぬだばって(標準語:寝っ転がって)テレ

ビを見ていたからかしら・・・

その日から、腰が痛てえなー冷えるなー温泉に行きたいなーと思いながら過ごし

ております。


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