●連載
がたやま娘のひとりごと         文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

今回は、お父さんが大きなプレゼントくれた、ってお話。



また一年・・・

今年はアタリ年だった。

思い返すも、あまりにも目まぐるしくて「あたしゃナニをしていたんだろう??」

ってカンジである。そして生きていく、ってことを初めて体験したような気持ち

になった。結婚と葬式とを二ついっぺんに目の当たりにした私。それこそ盆と正

月が一緒に来た(?)んだもの。

よく遊んだ。

O形さん(仮名)を通じ、タテジマさん(仮名)やサヌー(仮名)とイイ年こい

て一緒に遊んだこと。どうもありがとう。また遊んでください。

ケイコちゃんをはじめ、仲間と温泉に浸るシヤワセよ。温泉パラダイス山形万歳。

結婚した。

夫はお弁当箱を洗い、私は豚汁を作る。一年前はお互いに想像もしていなかった

ことだ。

結婚式では、私の大切な友達が集まり大きな大きな友達の輪(和)ができた。

父がこの世から旅立った。

もともと旅行好きの父だったから、ふとした時に「また海外に行っているんだっ

け?」と思う瞬間がある。ああ、もういないんだった、と思い返し、自分がこの

世に生を受け健康であることに感謝する。父親を失った悲しみよりも、支えてく

れる人々の温かい気持ちや助けが身にしみる。

犬を飼った。

ちょっと成長し、かなり生意気になったが。初めはぎゃあぎゃあ騒いでいた母も、

最近では散歩に連れて行くまでになった。可愛がっていつもエサをくれる祖父を、

ベロベロ舐めている。

そして毎日の生活を、頑張っている。

こんなハードな生活がいつまで続くのか。そろそろ息切れしそうである。腰痛持

ちになった。

いつも考えては忘れているのだが、来年は何をしているのだろう?


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