●連載
がたやま娘のひとりごと 文はこんのたえこ
地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!
今回は、ぼんちのぼんのぼんのーむすめ(無理矢理のダジャレ)の祭り話。
夏
先日、この盆地の猛暑の中、山形県観光物産市→花笠祭りという大エベンツがとり行われた。どちらも会社の目の前で繰り広げられるので、楽しみでもあり、やかま
しくもあり、交通規制や渋滞もありうざい。だがしかし、見物がラクでもあるのだ。
観光物産市には、文字通り各市町村の物産の屋台が並ぶ。お昼のお弁当を少なめに
持って行き、物産市で美味しいものを買い食いするのが楽しみなんだ。わたしのお
目当ては、いついかなるときも米沢牛の串焼き1本500円である。
その翌日から東北四大祭り(・・と山形では言い張っている)の花笠祭りが始まる。
学校や会社やサークルやいろんなグループ毎に山車が出る。踊りには男踊りと女踊
りがあり、女踊りが一応のスタンダード&ノーマルな「花笠踊り」といわれるもの
である。みんな体育の授業で習う。中学校では男踊りを習う。(これも義務教育の
一環なのか)個人的には男踊りの方が見ごたえがある。自衛隊の方々の男踊りは力
強いし、掛け声も立派だし整然とした並びも素晴らしい。一見の価値アリ。
小学校の頃ちゃんと踊ったことがあるが、暑いわ下駄の鼻緒で擦れて足が血だらけ
だわ(靴擦れとは言わないね・・)鼻血ブーな思い出がある。
そういえば、もっと小さい頃は、迷子になって知らないおじさんに肩車してもらっ
ていたらしいし、違う年には祖母がゲストの「伴淳」見たさに、わたしの手を振り
ほどいて「バンジューン!!」って叫びながら追っかけて行った。しかしわたしも
負けずに全力疾走し、握手してもらった。でもよく考えたら伴淳ではなくて、昔の
ピップエレキバンのあのおじさん(社長?会長?)だったかもしれない。