●連載
がたやま娘のひとりごと         文はこんのたえこ


地方文化都市山形で、世界の様々なことを感じ考えている
賢くうら若い(?)娘の話を聞こう、疲れたおじさんおばさんたちよ!

今回は、マスクしながらオシャレについて考えた、話。



ですマスク調。

この間ひいた風邪が回復してきてはいるが、まだ気を許せないのでマスクをして

出勤している。最近、会社のアルバイト学生ちゃんのひとりもマスクをしていた。

おおぅ!仲間がいるっ!と思い、ワクワクしながら「風邪?」と聞いてみたら

「いえ、花粉症です」との答え。ちっ!仲間じゃないのか、とミョーに残念だった。

心優しいアルバイト学生ちゃんは「風邪ですか?お大事に」という言葉も添えて

くれた。根性の悪い私とは大違い。

オフィスの空気が良くないせいか、風邪をひきやすくなったのでマスクが手放せない。

ここ最近はマスクばっかりしているので、ふと「もしかして皆に顔忘れられてたら

どうしよう?」と思った。そんな明るい悩みを同僚に打ち明けてみたら「忘れられる

モンなら忘れてーよ!(笑)」と返された。先日赴任してきたばかりの支店長は、

たぶんマスク姿の私しか知らないと思う。

そして何だかまだ寒いような気がするし。

コートもマフラーも手袋も手放したくないもん。

街には春のお日様がイイ感じ。洋服屋さんのデイスプレイは、どこもかしこも軽やか

で彩りもキレイなものでいっぱい。

あ〜ぁ、また見つけた・・・しっかりコート着てマフラーして手袋して、マスクして

冬背負って背中丸めて歩いてるオバハン・・・しっかりガラスに映ってる。うーん・

・・ホントのオバチャンたちはどうなんだろう、と思ってまわりを見ても、私ほど厚

着してる人はいなかった・・・

マスクをしていると、ガアアアアアアー!っていきなりだらしなく欠伸してもバレな

くて便利(?)なんだけど、人とお話をしている時、ニコニコ笑顔でお話しているのに、

笑顔が伝わらないだろうなぁ、って残念に思った。早くマスクをはずせるようにならな

きゃ。


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