9/27の日記 文は田島薫
若者と老人先週の秋分の日の休日前夜は舞踏家の成瀬信彦さんとその世話をしている郡司さん
それに遅蒔きのホームページの歌を更新に来た映画プロデューサーの尾形さんと、
打ち合わせをかねて、朝まで酒宴をし、当日帰ろうと思っていたら、尾形さんに、
彼の読書会の関係者のグループが目白界隈散策会をやるので、一緒に行かないか、
と誘われ、まあ、近所だから行ってみるか、って参加したら、建築専攻のプロや、
一流大学博士課程の研究者とその後輩を中心に、建物探索して歩く、といった、
アカデミックな好奇心で集まったグループのようで、何時間も精力的に歩き回る
私よりずっと若い男女(私に近い人も少しいたけど)の後をついて歩きながら、
こういうのって何十年ぶりかな、ってなかなか新鮮だった。(トホホホ)
研究者グループは帰り、残りが反省会っていって少し飲んでからお開きになり、
尾形さんと私は帰途、十条で2次会を追加した。
というわけで、土日は家でゆっくりした。(いつもだけど)新聞読み、テレビ見て、エレキギターを弾いた。
渋井陽子のベルリンマラソン優勝、浦和レッズの勝ちゲーム見てから、
表紙デザインを頼まれた赤羽オペラの飯村夫人のお父様の自伝の原稿を読んだ、
拾い読みするつもりだったのが、つい引き込まれて熟読してしまい、半分も
読み終えることができなかった。
人生で大切なことは愛と創造の2つだ、それは思いやりを交わしあうことと、
仕事に精一杯がんばることだ、それを、いかに体で認識したか、という過程を
書いたのだ、って始まるもんだから、どれどれ、ってなった。
少年のころ釣りが大好きだったが、ある時油断していて針を唇に刺してしまい、
返しのついたそれを友人が一気に抜いて、すぐに完治したんだけど、その時の
痛さが頭を離れず、魚に同情して釣りができなくなった、って話もあった。