●新連載
クーニーズ 文はえんどうくにこ
世間の荒波を凛々しく乗り越えて来たベテランOLエンドーが
世間の矛盾、不正?を次々あばいて行きます!…多分。
今回は彼女にとっての定期拷問について。
人間ドック
毎年恒例の禁酒日が訪れた。そう、あのいまいましいバリウム検査である。
灰色のカタマリを体外に排除する為の物凄い肉体的苦痛!?(私だけだろうか?)
胃カメラ(内視鏡)検査も選択できるが、あんな管を飲み込むなんておぞましい。
まだバリウムの方がましだと思うので、未挑戦。
多少マンネリ化しつつある定期人間ドック診断である。
受診を拒否すれば理由を追求されるので、面倒くさいから受けている。
人によっては、真摯に結果を受け止め、ことごとく真面目に再検査なども受診して
いるらしい。
自慢じゃないが、私は高脂圧症で、総コレステロール値がかなり高い。
食生活・運動不足に問題あることは十二分に自覚しているが、再検査とか薬による
特別な治療とか試みてはいない。殆ど気にしていないというのが、正直なところ。
第一、薬嫌いだし、健康食品等の類も興味ないし、病院も嫌い。
どうやら、生死にかかわるところまでは、ほったらかしになりそうだ。
検査、検査でやっぱり何でもなくてよかったと納得してホッとするか、
検査なんかしなくてもほらやっぱり大丈夫だったとたかをくくるかの違いは、
健康とか体調の症状に対する、その人の自覚の度合いに起因するのかもしれない。
いずれにしても自分が判断・納得すればいいのである。外野の情報はそこそこでも
大丈夫。
だから突然、病院好きになってもいいのである。何十種類の薬を持ち歩く人になっ
てもいいのである。
それにしてもバリウムって私と同じくらい頑固?な代物である。