8/16の主張 文は田島薫
(所得の二極化ついて)貧富の差がどんどん広がっている。しかし政府自民党他、民主党などの
野党でさえ充分にそれを認識してるように見えない。
もっとも、当の貧民層の一部も充分にそれを認識してるように見えない。
富裕層は大企業の役員や中堅正社員、議員、役人、政府系特種法人、大学や病院の理事、後は明日の運命はわからないがとりあえず今上昇中の業界の
企業経営者、正社員、と、いったとこか、
貧民層は多分それ以外の大部分なのだが、特に民間企業においては、
リストラによって、大勢の人間が首切りに会い、残った人間は今まで以上の
時間働き、それで、やっと今までと同程度の収入を得るているのに、それは
不況で仕方ないことなのだ、と思って体がだめになるまでサービス残業を続ける。
そして、表れた数字上では、その企業の収支は右肩上がりで、社員の待遇も
落ちてないことになっている。
公務員の給与は100人以上の民間企業の平均給与から算出されるから、のんきな国や地方自治体の連中は現状をつぶさに検証することなしに、自分たちの報酬を
当然の権利だとばかりに決める、そして、例えば、定年まぎわの彼らの年収は
ほとんど1000万円以上になるのだ、年金も高い、財政が大赤字だというのに。
そして、巷には不幸な失業者や、パートやアルバイト契約で時給1200円とか700円とかの仕事を得てやっと家族さえ養っている人間が増え続けている。
世の中、これで、いいのだろうか。
低所得者は自助努力が足りない、って言うだけの問題なんだろうか。
小泉首相もワークシェリングが大事って言ってるけど、それはわれわれ自身が自覚して、自分の行動を確認し疑問を表明し続けることが必要なのだ。
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