10/14の主張 文は田島薫
(今度の選挙について)来月は衆議院議員総選挙があり、結果によっては自民党政権が終焉する。
小泉さんが行政構造改革と言って、特殊法人へ野方図に流れる財政投融資の源資を提供する郵便貯金や保険が悪政の根源だとし、さかんに郵政民営化を
唱えたのは評価すべきだけど、利権を持った郵政族議員たちは反対して行く
つもりらしいし、道路公団の民営化の方も、先日の藤井氏に象徴されるような、
やはり利権を放したくないグループが自民には多く存在する。
自民に投票するのはいいが、改革派か、へ理屈をこねて利権を守ろうとする
旧態派かはよく見極めていかなくては国民は後で自分の首を絞めることになる。
どう考えたって、民間中小企業だったら、役員は責任をとって私財を没収されるぐらいの赤字経営をしながら、なお継続して自分たちの利益は確保、責任を
取るどころか、今だに地位にしがみつき、なおも赤字を増やそうが、自分たちの
利益を追求しようとしている人々がいるのが自民党の現実なのだ。
民間の中小零細ではどんどん不況と、大手などからのコストダウン要求などで、所得の縮小を余儀無くされているのに、いっこうに税金は減るどころか
増えようとし、税金食い虫の役所や特殊法人の在り方の現実の改革は進んでは
いない時、選挙で安易な候補への投票はやめよう。
めぐまれた状況にいると思う人以外はもっと日本の政治の現状に怒るべきだ。冷静に日本や、混乱の中にいるイラクの人々のことだって、どういう経過で
そうなったかを考えるべきだ。
仮にとりあえずきょう食べるものがあればいい、って状況に近いところにいた
として、放っといたら今より悪い状況になることだってありうるのだし。