5/26の日記 文は田島薫
いつものように、いつもの日曜日を過ごすのはラクで楽しいんだけども、できれば、きょうは何か有意義なことしたいもんだと思い、
絵を描こうかと考えてみる、油絵、…筆と絵の具とオイルと出して、と、
考えてるうちに、おっくうになる、これといって、描きたいものもないせいもあり、
やっぱり、手に取ればすぐに音の出るギターにいってしまう。
じゃ、作った歌を録音し直しとこうか、と決めて、マイクをセットし、昼過ぎからレコーディングを始めた。
デッキは音がゆがんだり、オーバーダビングするたびに回転スピードが上がって
しまう安物だ。
作った歌は一応録音しておくのだけど、ある程度納得いくまでやり直すのは、おそろしく長い時間がかかってしまい、けっこう大変な上、後で聴き直してみると
がっかりするほど下手なのだ。
歌やギターのテクニックの他に曲の歌詞やアレンジもなかなかピッシリ決まらず、
ふだんから気になる部分を演奏しながら修正していて、日時がたつと、最初のと
だいぶ変わってしまうことが多い。
そんなこんなで新作もたまっているのに、なかなか録音する気になれなかったのだ。
2時になって、サッカーのレッズ戦が始まったのに、そっちにあまり気が行かず、テレビのボリュームを下げて、ゲームセットまで、レコーディング作業をした。
けっきょく、サッカーも見つつの散漫作業で、単なる曲アレンジの記録といった
出来がせいいっぱいだった。もうちょっと、うまく仕上がらないもんだろうか。
でも、これは才能の問題なんだろう。
レッズは豪快なゴールで快勝したから、こっちに集中した方がもっと楽しかった
んだろう、段取りに失敗したような気もする。