3/31の日記 文は田島薫
土曜の晩は最近毎週のように連絡して来る売れない映画プロデューサーが自宅に来て、一緒に大酒飲んだため日曜は二日酔い。
二日酔いで酒が飲めない日はなんだか一日さびしい気分になるので、毎日飲みたい私はこの頃深酒はやめることにしているんだけど、酒飲みの
友人が一緒だとどうしても率先して付き合ってしまうのだ。
で、さびしい気分の日曜日。新聞と、図書館で借りた女流文学者のエッセイを読んで、テレビを見て、
ギターをひいた。
頭のすみが少しぼーとしていて、気持ちの乗りが悪いんだけど、調子が悪いせいなのか、大笑いしてる自分に気がついた。
それは、さんま大先生っていうテレビ番組で小学生とその親が出て、親子が
裁判の形でおたがいを批判する内容なんだけど、これをけっこう毎週見てて、
いつも大笑いしていたのに、その自覚があんまりなかったのだ。
ちょうど私の頭が小学生レベルでピッタリ合ってんのかも知れない。
それとも、この子たちより自分は大人だ、と感じられて気分がいいのか。
いずれにしても大人びた悪ガキたちがかわいいのだ。