3/24の日記 文は田島薫
金曜の休日はピースウォークに行って、終わった後は友人と遅くまで大酒。土曜は二日酔い。
このところはやはり、イラク問題が頭をはなれず、ニュースを見っぱなしだったりして、生活の単調さが増している感じなので、
意識的に読書をこころがけた。
しかし、今の気持ちとかけはなれたエンターティンメントなんかは
あまり読む気になれず、この前図書館で3册ばかり借りて来ていた
辺見庸氏の本を読んだ。
彼の文は新聞などのコラムで何度か読んで、最近私が一番共感したライターなのだけど、実際には著書を1冊も読んだことがなくて、気にかかっていた
ところ、毎月電話でごきげんうかがいする、私の元の会社の社長で画家の
80才になる「友人」(失礼かも)から、薦めたい本があると先に紹介されて、
さすがにと感じつつ、ちょっとくやしく思ったのだ。
読んでみると、やはり、彼は今日の米国人や日本人誰もが認識すべき根本テーマを書く、重要なライターだと感じた。