今週の感動              文は佐怒賀豊


ソノ世界的イラストレータ・サニーはココアメンバーですが、
ふだんのアート作業を栃木でやっていて、そこからの田舎だよりです。
今回も去年の晩秋に来た「以前のささやかな食にまつわる感動」。


メールありがとうです。さっそく食生活をまた見直して

みたいと思います。いかんせん育ち盛りのスポーツ少年少女の腹を

充たすには「塩分ひかえめ」は毎日食事を用意する側からすれば

やっぱり大変なんでしょうね。

だから考えてみました。ここんところ自作している工房のテラスには

ずーっと七輪があるので、鍋をかけておけばなんでも出来るじゃないか。

さつまいもを蒸かすのもじゃがいもを蒸かすのも、ほっといて出来る。

少量の塩かバターで十分に美味しい。

廃材の木っ端をこつこつ燃やしているだけで何でも出来るし美味しい。

廃材にカンナをかけ骨組みが出来上がったのに、問題の屋根材が手に

入らない。だから未だに花見で使うようなブルーなシートを被せて

いるので風が吹くたびにパタパタと煩い。でもその透き間から入る

西日がけっこう気にいってる。いろんなものが見えそうで気にいっている。

そうそう今回の久保先生の切り口は好きです。どうでもいい事をほんと

どうでもいい事を軽くそれでいて何となく残るいいまわしが好きです。

以前田島さんがボブグリーンの事を書いていたことがありましたが

そう言う私も彼のファンだったのですよ。それにあこがれて

絵とコラムの仕事をほとんど割りにあわないのに、毎週取材に出かけたことが

ありました。選んだ材料は「東京B級グルメ」お洒落でもないし、まったく無名

なのに気になる店ばかり。その頃から着眼の面白さを学んだ気がしてましたよ。

久保先生に「面白いぞ!」っと言っておいて下さい。


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