2/17の日記 文は田島薫
昨日は家にいた。いつもだけど。新聞と本を読み、テレビを見てギターをひいた。いつもだけど。
15日はイラク攻撃反対大規模デモが世界であり、新宿でも、5000人ほどのデモがあったことが報道されていて、
なんだ、事前に知ってたら行ったのに、と、ひとりで言い訳をした。
田辺聖子がテレビでインタビューされていて奄美出身の亡くなった夫の話をしていて、夫婦ふたりしての人を見る目の寛容さに感心した。
2年ごしの「ファースト」を2時間ほど読んだ。訳書にしても大詩人の溢れるほどの言葉の量と表現力に感心しつつ、後半はいつも
心地よい居眠りで終わるのだった。
夜は新しい歌を1曲作った。今一番感じていることを言葉にしてみたら、反戦歌になった。
ゲーテの表現力からの学習成果はその歌詞に全然見当たらないようだった。
メロディーと歌詞はほぼ完成したと思っているのだけども、きちんと歌えるように、言葉とリズムのタイミングを、歌いながら微調整
して行くのがけっこう時間のかかる作業で、寝る時間までやったけど
完成まで行かなかった。
これではいけないイラク攻撃阻止に間に合わないかも知れない、と思った。
しかし、私はどこでそれを歌うつもりなんだろうか。