10/28の主張 文は田島薫
(物質至上あがき主義について)小泉首相主導による経済再生のための不用公共事業の凍結や、大手銀行
に対しての不良債権処理などの行政改革に対し、ますます経済活動が低
迷して倒産や、失業が増えるから追加予算を組むべきだ、といった利権
代表年輩無思考議員たちが騒がしい。
彼らは高度成長時代のノウハウが認識のすべてで、それから後の新たな時代変化に対しての、応用思考ができないのだ。
どう考えたって、これから今までのような経済成長は期待できないのに、
世界に類を見ないここまでの赤字国債の累積に目をつむり、結果的に
自分たちの利益だけを追求してきたのだ。
多分彼らは、倒産や、失業などと口にしているが、そんなことは、知った
こっちゃないのだ。
なぜなら、もう数年以上前から、それは始まっていて毎年3万人もの
人々がそれによって自殺しているというのに、上記の手以外何ひとつ
名案は出せなかった人間たちなのだ。
今、一番すべきことは、ただ条件反射的に予算を追加することではなく、ただ一部の人間たちの自己満足のために企業温存や施設を増やすのではなく、
そういったノー天気な老人たちを中心にした利権構造を徹底的に改革して、
すべての人々にまで経済活動が可能にできる、シンプルで弊害のない
経済構造づくりなのだ。
もし、あなたやあなたの主人の年収がまあまあ人並みだと思ったら、あなたの経済的物質的レベルはそれでも幻想だということに気づく時だ。
あなたかあなたの主人の会社が、倒れそうではないか、税金で再生されようとしていないか、気をつけてみよう。
今日大多数の会社がそういう状態で、どこも無理を重ねているのだ。
そして、それかそれ以上に、疎外されて悲惨な零細企業があふれているのだ。
しかし、日本が貧しい状態だということではない。世界でも物質的に十二分の国だ。みんな、身の丈を見ろ!と言ったことなのだ。