11/11の日記 文は田島薫
昨日(一昨日か?)の未明のテレビで人気バンド、「ラヴサイケデリコ」のライブツアーの模様の記録をやっていた。
以前、最初に彼らの音を聞いた時、日本人ばなれしたリズムギターのセンスと、ボーカルのみごとな英語発音、声、それになりより私の一番愛着する分野のフォーク、
ブルース、ウェストコースト、ロックといったキーワードをクリアーしていて、
おお、なんだこりゃ、最高にごきげんバンドじゃないかと思った。
で、今でも好きだし、その時もCDレンタルから、ダビングしたんだけど、どう言うわけか、3回ぐらい聞くと飽きてしまったのだ。
その理由は、多分、歌詞に意味がないと思ってしまったからなのだ。
(あるいは、彼らのメッセージに気がつかなかったからなのだ。)
大きなお世話だし、そんな批判は彼らは聞きたくないはずだけど、200万枚以上売った
成功者対、一般人ということで、言いたいこと言っても彼らが傷つくこたーないと
ふんで、言ってしまいます。
そのツアーの中でも、ちょうど9.11にあたる日のライブの時も彼らは考えこんでいた。で、開演前のBGMはジョンレノンのイマジンに決めた。
本番の彼らの演奏前のファンへのメッセージは、一生懸命考えたあげく、「今のこの
ひとときを楽しもう!」と言うものだった。
ファンはワーっとわいて盛り上がってライブは終わった。
ふつうはそれで100点、でも、ファンはその日のライブは楽しかったで終わったのに、
当の「ラヴサイケデリコ」は悩んでいるはずなのだ。(悩んでないって?)
9/11の後日、ファンの心の中に残ったのは多分、「ラヴサイケデリコ」より、ジョンのイマジンだったのじゃないか、と思うのだ。(決めつけるな)
「ラヴサイケデリコ」さんかっこいい音にプラスして、意味の伝わる歌詞をよろしく。ファンからのお願いです。(そんなファンはいらんって?…)