3/25の主張 文は田島薫
(不正のレベルについて)辻元議員が公費から出る政策秘書給与を不正に請求、経費にあてた。
私的流用は一切せず、3人分の給与で4〜7人の秘書を雇ったそうだ。
彼女は鈴木議員を責めて疑惑の総合商社と言ったけど、当人は疑惑の
個人商店といったとこなんだろう。
政治に金がかかるという話はよく出るわりにそれの実体はよく納得できないところがあるにしても、そういう現実があり、政治家活動を行ううえでの
やりくりだったとしたら、そして貧乏な政治家にとって制度の構造上の
問題点があると言うならばを当人の意見もまじえて、検討、改良すると
いったことの方が大切では。
だって、やりくりでかつかつの零細企業が生活費を捻出するために、
確定申告の必要経費を水増ししたり、飢えた家族のために、コンビニで
食料を万引きした主婦がいたとしたら、それは不法行為だとしても、
その人間そのものを非難してもしかたないことなのだ。
辻元議員は政治家として視野が広く本気で世界の不遇な人々のために活動して来たし発言もして来た。
不正という立場は似ていても私利、私欲のための不正とは区別すべきだ。
少しでも不正をした人間は他の不正者を非難する資格はないと言う人がいるが、完全に正しい人などはいない。もしそれを徹底すると、日本中の
人々が無口になってしまうかも知れない。
泥棒が殺人者に「そんなことをしちゃいけない」と説教する権利はあると思うのだが、乱暴な意見だろうか。