6/17の日記          文は田島薫



週末の日本チュニジア戦は昼の3時半からなので、事務所で

応援するか、どうせそんな時間に仕事できないし、うらわの店

行っちゃうか、迷っていたんだけど、結局、事務所にした。


サッカーに入れ込んだわれわれ(?)は、複雑な思いがあったのだ。

チュニジアには勝てるだろう、というのと、ここんとこ調子いい

チュニジアがもし2点差で勝ってしまったら、そこで日本の1次リーグ

敗退は決定してしまう、おまつりさわぎの中で、なんだかわかんない

うちに、終わってしまうのは空しい。だから、はっきり、経過を

見届けたい-という気持ちだ。


やった。勝った。事務所に歓声と拍手と握手があった。その後、

えんえんと続くシュプレヒコールや歌や踊りは、なかった。

表現はじみだが、われわれはほんとに嬉しいのだ。


自宅でひとりで応援していた世界的のイラストレーのサニーに、

もりあがってるかーい!とメールを出したら、「嬉しい気持ち

である」といったじみな返事があった。
 



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