1/7の日記          文は田島薫



正月に両親のいる茨城に帰った(?)んだけど、20年前に亡くなった

叔母の義理の娘が自分の娘と一緒に数十年ぶりに来た。


彼女は子供の時に問題児とされて、親戚じゅうから、ずっと、

絶縁状態にされていた。


私もずっと彼女のことは気掛かりだったのだけど、居所も定かで

なかったし、絶縁も仕方ないのかななどと、内心感じていたことも

事実だった。


話を聞くと、当時の事情をうちの両親なども随分誤解していたところ

もあって、それが溶けた。


苦労を続けてきた彼女と娘は、うちのおふくろと一緒に

大泣きしていた。


ドラマチックな正月を過ごせた。




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