ユーシロセンセイの三孫日記 3


(三孫のつまみ)

三孫の正式名は磯貝酒店三孫、

酒屋さんがやっている立ち飲み屋である。

したがってつまみは調理されたものはなく缶詰、のしいかやかきピー

などのかわき物で他にはチーズ、ソーセージぐらいである

(近くにおでんや湯豆腐を出す立ち飲み屋もあるにはあるが)。

値段は50円(せんべい)から300円(魚や貝の缶詰類)ぐらいまでで

そんなに高くはないのだが決して安くもない。

酒屋の立ち飲み屋なのだから定価で売ってもよいと思うのだが

2,3割高い。

チーズなどはスーパーで六個入り250円ぐらいで売っている物を

ばらして一個70円で売っている。

しゃれた小料理屋でつまみが少し高くても文句を言わないが

立ち飲み屋だとすごく不快になってしまうのはなぜなのか。

三孫のつまみの値段を不快に思っているのは私だけでない。

1時間以上飲んでいるのにえびせんとかかきピーなどを一袋しか

買わない客(客は決して赤貧人ののんべいばかりではない)が

多いのである。




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