2/4のねこさん 文は田島薫
ねこさんたちの気配
うまちゃんがたまに家の前を走り抜けて行く以外はねこさん見ないな〜、って
嘆いてたら、先週ぐらいに、事務所の窓の向こうをまだら茶のねこさんがのん
びり歩いていてすぐに物陰に入った瞬間を目撃したし、一昨日は、うすちゃの
とらがこれまたのんびり家の前の道路のまん中を歩いて行くのが見えた。
お〜、ねこさんいるじゃないか〜、立続けにねこさん出て来るもんだから、こ
りゃ、ひょっとすると、江戸川橋のねこさんたちが、ココ通ねこコラムの窮状
を感知して集まって来てくれてるのかも知れないぞ、って。(な、あほな)
で、きょう、昼食に自宅に戻って2階の居間でキャベツ玉子ガ−リック七味醤
油スパゲティを食べてると、ねこさんの鳴き声(怒り声?)が聞こえるんで、
窓開けて外見回してみたんだけど、姿は見えず、声の二重唱だけが聞こえる。
どうやら、となりのアパートの裏のあたりでねこさんふたりが、口喧嘩してる
ようだった。
お〜、い〜ねい〜ね、ねこさんたちの気配。
いろいろ楽しいイベント起こして、ココ通ねこコラムを盛り上げてやろう、っ
てねこさんたちのやさしさがありがたい。(な、あほな)
窓の外は昨日の雪がうそだったような快晴で、やまももの木が気持よさそうに
そよぎ、のどかなねこさんたちの声が(当人たちは必死かもしれないけど)、
小さく聴こえて、絶妙な味付けのスパゲティがうまい、いい日。