9/9のしゅちょう
            文は田島薫

戦争を止める方法、について 122


イスラエルとハマスの停戦交渉はイスラエルのネタニヤフ首

相が停戦後もガザのエジプト国境地区へのイスラエル軍駐留

を頑に主張してるためにハマス側は応じず止まったままだ。

イスラエル軍はハマス壊滅を謳いながら、軍事力の優位で調

子に乗ってハマス幹部の暗殺はするし、ガザ全地区とイスラ

エルが不法に入植とパレスチナ人追い払いを続けてるヨルダ

ン川西岸でも一方的軍事攻撃によって民間のパレスチナ人た

ちもいっしょに殺戮し続けてるのだから、ハマスが怒るのは

当然のことなのだ。

それなのに、イスラエルに軍事支援続ける米国政府やウクラ

イナのゼレンスキー大統領までイスラエル支持を表明してる

ことはパレスチナ人に対して全く公平性を欠いていて、ロシ

アを批判してる西側諸国のダブルスタンダードを中国その他

の国々から批判されてしまう問題点なのだ。

イスラエル国内でも早期の停戦を求めて数十万人のデモがあ

ったんだけど、仕方ないことだろうけど自国の仲間の人質解

放を主題にしてるところが少し残念で、パレスチナ人たちの

立場にもっと寄り添って欲しいとこなのだ。

とはいえ、停戦を求めるのは極真っ当なことで、国を上げて

他民族の殺戮を続けてるネタニヤフ首相の狼藉をイスラエル

国民が止められないところが、独裁に走った政権の怖いとこ

ろなのだから、どこの国の国民も政治家を選ぶ選挙には十分

考えて投票しないといけないのだ。

その選挙も独裁政権を野放しにすると公平に行われなくなる

危険もあるのだから、その芽を育てないように、日常的行動

でも、例えば、イスラエルならパレスチナ人たちの先住の土

地を自分たちに利益だからと奪ってしまうことを自分だけは

しない、って意志を個々が持つことが大事なのだ。




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