9/24のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 124)
イスラエルは先週レバノンのヒズボラをターゲットに独自の
ルートでポケベル に仕掛けた 爆弾で274人を死亡させその10
倍の人を負傷させたのに続き、昨日はレバノン南部などへの
空爆で492人を死亡させた。
ガザのハマスへの支持とイスラエルを非難するヒズボラの拠
点1300カ所を攻撃したと言い、ヒズボラがイスラエル攻撃の
準備してる情報を察知したので、その防衛のためだと主張し、
一般住民は危険な場所から避難するようにとネタニやフ首相
は言ってるのだけど、ガザの場合と同じく周辺にいる一般住
民への配慮は薄く、目的のためなら犠牲者が出るのはかまわ
ない、って方針にしか見えない。
第一、イスラエルに敵対するハマスやヒズボラには、どんな
攻撃をやってもいいのだ、って考えは、たまたま自国の軍事
力が勝ってると信じてるだけの奢りでしかないのだし、ハマ
スやヒズボラがもし強大な軍事力を手にできたら、イスラエ
ルに致命的なダメージを与えたとしても、イスラエルにそれ
を非難する権利はなくなるだろう。
とにかくヨルダン川西岸やガザ地区のパレスチナ人たちへの
国際法を無視する力による圧制は常にパレスチナ人やイスラ
ム教徒からの怨恨を育て続けてるのだから、そういった軍事
力でやりたい放題政策に未来はないのだ。
イスラム側からのテロの防衛だ、って言って、その何十倍返
しのテロを続けてそれを正当化してても、世界の良識ある人
々の目は欺けないのだから、ネタニやフ首相は早々に、自分
の非を認め戦闘を終了し、パレスチナ人たちに謝罪し、イス
ラエル人とパレスチナ人が公平に共存できる国を創らなけれ
ばならない、と根気よく説得する政治家よ集れ。
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