8/13のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 118)
米国の軍事支援受けて一方的にハマス壊滅を明言しつつ、ガザの
パレスチナ人たちがイスラエルから指定された避難地でキャンプ
してると、今度はそこへ攻撃をかけるからどっかへ避難しろ、っ
てようなこと言い、連日逃げ場のない民間の母親や子どもたちも
殺してるネタニヤフ政権を、米国バイデン政権はイスラエルの自
衛権を支持するなどとアホなことを平気で言ってる。
ガザ情勢を批判するレバノンのヒズボラがイスラエルにロケット
弾などで何百発も攻撃を仕掛けるのは正当な行為だろうと思うけ
ど、米国支援のイスラエル軍の軍事力で被害は微少な模様なのに、
その反撃でヒズボラ指導者を殺したり、民間人の死者も増大の模
様で、軍事力でやりたい放題のどこに正義があるのだ。
先日のイランでのハマス最高幹部暗殺などに、イランが報復攻撃
を宣言してるんだけど、イスラエルは自国の軍事力の優勢さで安
心してるのかもしれないんだけど、こういった軍事力競争だけで
外交することでは、対外的な共感や敬意は得られないはずで、こ
んなやりかたばかりやってる国のリーダーには世界平和を実現す
る能力はないのだ。
戦争自体が力づくのぶつかり合い、って馬鹿げた行動なんだから、
力を証明したいなら、相手の人的被害なしのデモンストレーショ
ンだけをさっさとやって切り上げれば済むはずだろう。
それを、いつまで続くかわからない、勝てるかもわからない消耗
戦をズルズルやってるウクライナとロシアはとっとと止めるべき
なのだし、双方で折り合いをつける必要があるのだ。
戦争は長引けば長引くほど、双方の一般国民の犠牲や生活環境破
壊が増大するだけの絶対馬鹿行動なのだ。
勝つまで妥協したくない、って言い張れるのは、いつも自分の命
を確保してるリーダーたちだけで、一般国民は自分の命が危険な
らば他国へ逃げたいと思うのが当たり前の感情なのだ。
米国や日本は戦争当事国の一方を支援したりせずに、一刻も早く
和平が実現するように交渉のお膳立てに奔走するのがいいのだ。
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