7/22のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 115)
米国大統領選は、民主党のバイデン大統領が周囲からの立候補撤
退要望の圧力に、渋々応じることにしたようなんで、共和党のト
ランプ氏の当選の可能性が大きくなってきて、彼の、自分がウク
ライナ戦争はすぐに終わらせてみせる、って言に期待したい。
それについて、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍の
完全撤退が交渉の必要条件で、ロシアに国土の一部を放棄する条
件で終結することはできない、って言ってる一方、ロシアのプ−
チン大統領は、ウクライナのNATO加入中止と東部4州からのウ
クライナ軍の完全撤退がその条件だと言っていて、双方が引かな
いままだれもその仲介説得を試みなければ戦争はいつ果てること
もなく続くことになるわけだから、それによって苦しむのは、戦
争継続を固守する双方の大統領以外の毎日命を落とし続けてる双
方の国民たち、ってことになるのだ。
西側諸国だって、軍事侵攻したロシアに妥協することは、国際法
違反を許すことになるのだから、ウクライナには軍事支援を続け
てウクライナが勝利することが必要だ、ってなことを言って済ま
してるんだけど、戦争は相手があることで必ず勝つ保証などどこ
にもないわけで、それはロシア側にとっても同様なんだから、ど
っかで双方は妥協しなければならないのだ。
現実的に、双方がそれぞれの支援国の支援を受けながら戦争を継
続することに賛同することは、無謀で無責任なことなのだ。
とりあえず、戦争中止のために動こうとしてるトランプ氏は、軍
事支援の米国にとっての経済的損失の視点が最大理由だったとし
ても、戦争そのものの絶対的経済損失人命損失世界的にも物質的
文化的悪影響は限りないのだから、まず止めることがいいのだ。
まず止めてから、セレンスキー大統領の言い分はもっともだとし
ても、プ−チン大統領の言い分を十分聞き、その良心にきっちり
説得できることはして、妥協できるところは妥協して、公正な文
章に綴り、その双方が良心にかなってるかを確認する行程を経る
のがいいのだ。
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