のんびりコタツとちょっと外出
先週は、ずっと気掛かりだった茨城の家の売却が前の週に済んだんで、
すっかりリラックス、ってとこなんだけど、なにやら、両親の住んで
た家への色々な思いやら、一応今後の安住を保障できたはずの裏のア
パートの家族のことやら、雑念が残像のように残ってるまま、友人の
ヤンマーとスギーと宴会もやり、なんだか疲れが出たような引きこも
り気分の週だった。
火曜午後、コタツで数独やってから事務所で友人の建築企画会社のホ
ームページ新情報をアップし、坂下のスーパーへ私1人で食料買い出
しに、その帰り、友人といる乱暴少女親友と遭った。
水曜午後もコタツで数独やってから事務所で友人の会社のホームペー
ジイントロ部分の微調整。
木曜朝、家人と3番目の最寄り駅のシネコンへ行くため歩いてる途中
で医院の帰りらしい近所のこっこちゃんに遭った。映画はヴェンダー
ス監督が役所広司さんの演じる東京のあるトイレ掃除人の日常を描い
た「パーフェクトデイズ」。
日常を楽しむ主人公の内的充実についての意図は想像できてたんで、
単調になりそうなとこをどうするのかと思ってたら、絵のクオリティ
や、テンポのよさ、老若男女とのかかわりや、銭湯や安酒場、カセッ
トテープでのロックなどの仕掛けで退屈させられなかった。
祝日の金曜はみぞれが降る寒さで、コタツで数独を2時間以上やって
しまってから中掃除。
土曜は少し暖かくて陽も差したんでふとんを干した。午後、家人と坂
下のスーパーへ食料の買い出しに行き、ブリの切り身が安かったんで
4切れ買い、晩飯に薄味気味にブリ大根作ったら、家人が、まずいっ、
って言った。その感想には共鳴する部分もあったし、そんな時にも、
私は冷静に理由を検討する習慣がある（えらい）。
自分では旨くできたと感じてたのに不評だった時は、味覚の嗜好は人
それぞれだし、体調や運動量によっても求める味の濃さは人それぞれ、
料理の味の良し悪しに絶対はない、と私は思ってるのだ。
日曜はまた寒いんで、昼飯後コタツで昼寝してからテレビで、出産時
に脳出血になって、未熟児生み、当人も半身マヒと言語障害になって
もがんばる明るい性格の主婦の4年間の記録を観てから、本棚にあって
読んだ記憶のない五木寛之の昔の短編を1本読了。
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