よよいのよん
            文はよん

絵になったヤマモモ


今年の2月頃に夫が事務所にしている部屋ともう一か所襖

がボロボロになってしまったので以前に張り替えて職人魂

いっぱいの職人さんに頼んだことを書いた。


事務所のその襖に夫は墨絵を描くというので興味津々だっ

たのだが、いつまでたっても描かないので真っ白の襖(墨

で描いても問題ない紙を選んだ)を見ても……忘れていた。


猛暑になってきた頃、7月に急に「今日描く」って言い出

した。できあがった「墨絵」は戸袋の範囲まで満遍なく庭

の枯れてきてしまった(まだ一部は何とか元気だ)ヤマモ

モだった!


樹にブランコをつけてという女の子(今はもう立派な中学

生)に夫はイイよということで二人で一生懸命作ったブラ

ンコは他の大人たちからは眉をひそめる人、良いという人

もいたけど…ともかく樹に登りブランコに乗り…ヤマモモ

ちゃんはたくさんの子どもたちを十分に遊んであげていた

(待てよ、何だか感傷的になってきた)で、まあ色々な問

題があってヤマモモは今の状態になった。


で…襖の絵で残るのもイイじゃない、と思う今日この頃だ。


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