12/16のしゅちょう
            文は田島薫

戦争を止める方法、について 136


ウクライナとロシアの戦争でロシアの奪った国土の範囲はこ

の2年ぐらいほとんど変わっていず、ウクライナからの反転

攻勢も成果をみせないまま、双方膠着情況が続いてて、戦死

者も10人単位100人単位で増え続けてるようだ。

ウクライナはロシア西部の狭い国土を越境攻撃して占領した

後、ロシアは支援してもらった北朝鮮兵によってウクライナ

兵をそこで300人殺害と表明した。

ロシアもウクライナも戦死したり負傷した兵士が多いし、兵

器類だって破壊されたり盛大に消費したせいで、不足してる

のが膠着情況の理由のひとつにもなってるのだ。

ウクライナの方はゼレンスキー大統領が西側諸国のあちこち

出向いて軍事支援の増強を求めてるし、ロシアの方は北朝鮮

にそれを求めた形だ。

兵士の方は、双方が徴兵の年令枠を広げたりしてるんだけど、

徴兵逃れの手立てを模索してる者も多いのは、戦争継続を主

張してやまないのがゼレンスキー大統領とプ−チン大統領の

どちらも自分の命の安全は確保してるリーダーたちだけだか

らで、国民の本心は戦争を終わりにして欲しいと感じてるは

ずで、それも当然のことなのだ。

その戦争継続を主張してるゼレンスキー大統領とプ−チン大

統領だって、本心は早く終結して欲しいはずなのに、自分が

敗者になりたくはないので、できれば、反転攻勢で急激な戦

果を上げて、ゼレンスキー大統領の場合は国土を全部奪還す

ることだろうし、プ−チン大統領の方は、相手を敗者にして

それとNATO加盟もあきらめてもらことだろう。

いつまで続くかわからない戦闘継続で犠牲者がどんどん増え

ても、戦争が終わらないのは相手のせいだ、って言ってそれ

を気にしないのだから、過去の大戦で千万単位の死者が出た

と同じことが起きる可能性もないと言い切れないのに多分当

人たちはそうなったとしても気にしないのだろう。

それでも彼らはどっかでだれかが強力な力で止めてくれない

だろうか、と思ってるかもしれないにしても、危ない暴走す

るリーダーたちなのだから、軍事支援なんかやめて、是非、

第三者の国々が西も東も参加協力して、終結の話し合いを成

功させるべきなのだ。




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