11/11のしゅちょう 文は田島薫
(戦争を止める方法、について 131)
米国大統領に共和党のトランプ氏が選出され、敗れた民主党
支持者たちの間では、トランプ氏の温暖化対策やら人口中絶
やら健康保険やらへの反対意見や、不法移民の強制送還や、
関税引き上げなどの今後の政策不安があるようなんだけど、
唯一、現実的で評価できそうな主張として、ウクライナやガ
ザなどの戦争をすぐに止める、っていうのがある。
ビジネスマンである氏のそれの大きな理由としては、無駄な
軍事支援予算は削減したい、ってことなんだけど、同時に、
進行中の人的被害を拡大させるべきじゃない、ってもっとも
な正論も言っているのに、民主党などの大勢は、ウクライナ
やイスラエルを孤立させてはいけない、悪を相手にした勝た
なくてはいけない正義の戦い、などと一見正当そうなことを
主張してるんだけど、無責任な軍事支援を続けて、終わりの
見えない戦争で毎日命を落としてる双方の兵士たちや、民間
人たちの惨状は無視してるようだ。
このままゼレンスキー大統領とプ−チン大統領の双方が正当
性を主張して自分らが勝利するまで戦う、って言ってるまま
ほっておいていいわけがないのだから、ここはプ−チン大統
領にも電話してるらしいトランプ大統領が和平交渉する、っ
てことを信じて任せてみるのもいい。
それについて、、プ−チン大統領の侵略を認めてゼレンスキ
ー大統領に国土の奪還を諦めさせる形に進めるつもりなんだ
ろう、その妥協はまた次の軍事侵攻を生み、さらに国土を奪
われてしまうから、絶対妥協はできないのだ、って彼に批判
的な層やゼレンスキー大統領は主張してる。
その主張には一理あるようにも聞こえるんだけど、プ−チン
大統領はウクライナ侵攻で奪った土地の住民を解放した、っ
てような表現をしてて、多分、ウクライナの住民をロシアに
編入したとしてもウクライナ人を奴隷のように扱うわけでは
ないはずなのだから、悪と決めつけずにその善意を信じ、双
方の敵対政策はやめて相互理解を続ける提案もし、住民が本
当に望むなら、ということで、国連監視で再住民投票を行い
結果編入も認めてもいいとして、それについてその住民の自
由で不足のない生活を保証するし、国境に軍隊は駐留させな
い条件をもしプ−チン大統領が飲むなら、国土を譲渡しても
戦争被害を拡大するよりもいいのではないのか。
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