よよいのよん
            文はよん

被災地への旅


東日本大震災から12年が過ぎた。2019年3月、三陸鉄道リアス線

全線開通(盛駅―久地駅間)その夏リアス線をメインに旅をした。

仙台駅から列車を乗り継ぎ気仙沼へBRT(バス高速輸送システム)

で盛駅から大槌駅下車、震災当時全壊した旅館をいち早く再開(新

しい旅館は仮再建)してボランティアの人たちを受け入れた老舗の

小川旅館で一泊、暖かいもてなしで大満足だった。

翌朝チェックアウトの時ボランティアの人達に配っていたというパ

ンをもらった…大槌駅周辺は新しく区画された新築の家々が並んで

いて8年も経っているというのに震災の生々しさを感じた。

三陸鉄道リアス線終点の久慈駅までは本当に素晴らしい景色が続い

た。ウニ弁当を買い駅の周りを歩いたりしてから折り返し気仙沼ま

で、一泊して、帰りは常磐線。双葉町から楢葉町(正確な駅名は忘

れた!)あたりの区間は代替えバスで(窓を開けないようにと注意

があった)復興はまだまだと実感した。

バスの車窓からは避難後の無人の家々が見えた、言葉がなかった…

近々また三陸鉄道リアス線の旅をしようと思う。


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