7/5のねこさん 文は田島薫
木の上のねこさんたち
先週の雨上がりの夕方、外の空気を吸いに出て、いつものように、ねこ
さんたちを目で探してると、頭の上のヤマモモの木の太い枝にニケ、パ
ネ、バットの3人が乗ってこっちを見下ろしてる。
お、そんなとこにみんなで乗っちゃってるのか、って言いながら、歩い
て道路に出てから戻って来てもねこさんたちそこの上に立ってじっとし
てるんだけど、、バットだけ、枝の先の葉っぱが群れてるとこまで歩い
て来て、私の頭の上へ下りるような気配をさせたんで、それはだめ、っ
て言ってわきへよけた。
いやいや、気持い〜ね〜、こ〜、してここへみんなで上がってみっと、
風が上にも下にも吹いてるし、なんだか、木のい〜においもするよ〜だ
し、だけど、ここで寝転がるわけにはいかないんだよね、おっこっちゃ
いそ〜で、だから、みんなこ〜して立ってるだけ、なんだよね。さて、
気持い〜のはい〜んだけど、ただ立ってるのも飽きてきたから、そろそ
ろ下に下りっかな、でも、あっちにゃ、みんな立ったままだから、じゃ
まで下りにくいね〜、あ、あの人が来て、ちょ〜ど、頭の上に下りると
い〜かもね、ど〜だろ?あ、だめ?やっぱ。