5/11の日記          文は田島薫



思わず反社会的行為に及んだ兄妹


都内で居酒屋をやってる妹がコロナ感染防止協力で4月の頭から休業していて、都の

協力金申請できないかネット環境を持ってないんで調べてくれ、って頼まれて先々週

都のサイトを見たところ、休業要請と時短要請があるのに、時短でも休業要請に非対

象の業種はどうもらち外に置きたいような表現だったもんで、国の方を先に調べるこ

とにしたんだけど、ちょうどその時期に国会で、売り上げの急落した業者などの家賃

を保障する案が2週間ぐらいに渡ってぐずぐず審議されてるようだったんでそれが決

定したところで一緒に案内してやろうと思った。

で、先週月曜のココ通更新の翌日火曜に調べてみたら、家賃の件はいまだに結論が出

てないようなんで、とりあえず現時点の支援金申請の資料を送ってやろうと、プリン

トを始めたら、要領の得ない煩雑な文章や表が計50ページ以上になった。

それを読み解いてまとめてから送ってやろうかとも考えたんだけど、とりあえずモレ

がないように全部送っておくことにして夕方速達で投函。

木曜に、都の方の申請も考え直してみると時短要請だって対象になってるはずだと思

い、そっちの方も資料を用意することを妹に伝えながら、先に送った国の資料の方は

読んだか、聞いてみたら、まだ封を開けてない、って。

まとにかく都のサイトの要項をプリントしとこう、って始めたら、廃インクパッドが

限界だから業者を呼べ、ってような警告。

ネットで調べたら、じぶんでパッドを洗って復活できる、ってあったんで、やってみ

たら、いつ果てるともない環境破壊色水の垂れ流し、これは後に、100均のパッドを

使う方が正解だったようだ。で、なんとかてきとーに切り上げ、パッドを干してたら、

妹から家人の携帯に電話があり、明日こっちへ来たい、って。

コロナ感染防止で移動はしないように、って原則を守らせたいとこだったんだけど、

一ヶ月狭いアパートでこもって精神的な限界に来てるようなんで、当人が感染してる

気配もないようだし、来てもうちから外へ出なければいいか、と。

金曜の昼前に私が燃えるゴミを置き場に置いてるところに、黒づくめにマスクした怪

しいのがそば来てサングラスにマスクの私の顔をのぞきこんだのが妹だった。

乗って来たバスはがら空きだったようだから、とりあえず問題ないことに。1週間後

に時短で店を再開するまで滞在するつもりのようだった。

私といっしょに妹も晩酌したんだけど、いつも飲んでるやつ、ってのをスーパーで買

って来たのを見ると、ロング缶のチュウハイで度数9%を2本飲んだんで、その度数だ

と2本は飲み過ぎだ、って注意したら翌日からそれは1本にして別を少々に替えた。

日曜の午後は家人が借りて来てたレンタルDVDで60年代のザルツブルグを舞台にアレ

ンジした3時間以上ある映画「シンデレラ」と、9.11前後のチェイニー副大統領の暗

躍をブラックコメディー的に描いた映画「バイス」をみんなで観た。


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