思いつくまま、気の向くまま
  文は上一朝(しゃんかずとも)


シャンせんせいのガンリキエッセー。
シャンせんせい、低次元の反批判にあきれてます。





わっかんねーな


管総理が日本学術会議の一部候補者の任命を拒否した問題について川勝静岡県知事が

「菅義偉という人物の教養のレベルが図らずも露見したということではないか」。続

けて「(総理は)学問をされた方ではない。単位を取るために大学を出られたのでは

ないかと思います」という趣旨の発言をした。

静岡県には「総理に対する侮辱だ」「学歴を出して教養がないというのは差別だ」と

批判が寄せられたそうだ。これらの批判のなかで「総理に対する侮辱」はわかるが、

当人の学歴をもちだして教養がないと言うことは、平たく言えば大学まで出ているの

に教養がない、と指摘しただけなのになぜそれが差別になるのかわからない。

かつては「大学生のくせに自分で考えろ」とか、「このくらいのことは大学を出てい

るならわかるだろ」という物言いは日常茶飯事で、差別などとの指摘は受けなかった。

いまはちがうのかな。

川勝知事はなぜかこの発言を撤回してしまった。総理に輪をかけて無教養な連中が騒

ぎだすことに嫌気がさしたであろうことは想像できるが惜しいことをした。


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