11/18のねこさん 文は田島薫
ベランダにもキャッツハウス
先々週の土曜、茨城から帰る時に使った一部やぶれて捨てるつもりの段ボー
ル箱を家人がベランダに出しておいたところ、いつのまにかニケがその中に
入って寝てたもんで、少し暖かいもんを敷いたりしといてやったら、上がっ
て来たパネも入れ代わりで入るようになったもんで、玄関前にあってあまり
だれも入らないことが多い段ボール箱のキャッツハウスの1つもそばへ移動
させ、ベランダに2つのキャッツハウスができて、ニケとずっとどっかよそ
をねぐらにしてたパネも雨の日以外の夜はいつもそこで寝るようになった。
いやいや、ここはなんだか落ち着くね〜、夜んなって暗くなってもとなりの
建物ん中が明るくておばさんたちもそこにいるよ〜だから、さびしくないし、
安心して寝れるね〜、お腹減ったら、ごはんくれ〜、ってここで言えばい〜
わけだし、いやいや、夢のよ〜な暮らしができちゃうよ〜だね〜。いやいや、
まいったまいった、も〜、ぼか〜ここでぐっすり寝ちゃって、も〜ここを離
れないぞ、い〜だろ〜?、って、ぼくはだれに言ってるんだろ〜、それはだ
れにも、わ、か、らな、むにゃむにゃ〜